「よく降っているな、ひょっとしてこれが集中豪雨かな?」
2024年から今年にかけても雨がよく降りました。集中豪雨とはとても多い雨量じゃないかと思いますが、どれくらいを指しているのでしょう?
雨の強さ
1時間雨量(mm)に対して以下のように気象庁で分類しています。雨の強さと降り方
1時間雨量(mm) | 予報用語 |
10以上20未満 | ザーザーと降る |
20以上30未満 | 強い雨 |
30以上50未満 | 激しい雨 |
50以上80未満 | 非常に激しい雨 |
80以上 | 猛烈な雨 |
1時間雨量とは
ある時刻から1時間の間に降った雨の量を指します。
集中豪雨とは

集中豪雨は過去の災害に対して用いられる用語です。これから起こる大雨に対しては用いられません。甚大な大雨のことを集中豪雨と呼ぶものだと思っていました。局地的大雨や線状降水帯が関係しているようです。
集中豪雨のWikipediaはこちら
局地的大雨
局地的大雨は単独の積乱雲によりもたらされます。数十分の短時間に数十mm程度の雨量をもたらす雨です。
ゲリラ豪雨

局地的大雨ってゲリラ豪雨のこと?

似た意味だが、ゲリラ豪雨は気象学の用語ではないのだ。
気象庁では局地的大雨と集中豪雨と使い分けています。
ゲリラ豪雨のWikipediaはこちら
線状降水帯
最近よく耳にするのが線状降水帯。
激しい雨を降らせる積乱雲が連続して線状に並んでいる状態を指します。
積乱雲の発生条件

局地的大雨、線状降水帯発生に関係している積乱雲。
積乱雲の発生条件として以下の3つの条件が挙げられます。
- 暖かく湿った空気があること
- 大気の状態が「不安定」であること
- 空気を持ち上げるメカニズムがあること
豪雨と名の付く災害
豪雨と名の付く災害はどれくらいあるのでしょう?


災害をもたらした気象事例
豪雨と名の付く災害を調べました。2000年(平成12年)からですが、年号がついている場合がほとんどです。豪雨と名の付く災害は少ないです。気象庁サイトはこちら
2004年(平成16年)
平成16年7月新潟・福島豪雨
新潟県中越地方や福島県会津地方で記録的な大雨。
平成16年7月福井豪雨
福井県や岐阜県で大雨。福井県美山では1日で平年の月降水量を上回る降水量。
2006年(平成18年)
平成18年豪雨
長野県、鹿児島県を中心に九州、山陰、近畿、北陸地方の広い範囲で大雨。
2008年(平成20年)
平成20年8月末豪雨
愛知県を中心に東海・関東・中国および東北地方などで記録的な大雨。
2009年(平成21年)
平成21年7月中国・九州北部豪雨
九州北部・中国・四国地方などで大雨。
2011年(平成23年)
平成23年7月新潟・福島豪雨
新潟県や福島県会津で記録的な大雨。
2012年(平成24年)
平成24年7月九州北部豪雨
九州北部を中心に大雨。
2018年(平成30年)
平成30年7月豪雨
西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨。
2020年(令和2年)
令和2年7月豪雨
西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨。4日から7日にかけて九州で記録的な大雨。球磨川など大河川での氾濫が相次いだ。
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